ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[米ドル円] FOMCの追加緩和策と日銀政策の差

(米ドル円時間足)


東京時間に行われた日銀の金融政策決定会合では特に追加緩和策は見られなかった事で一時的にドル円の売りが強まった。しかし、NY時間に向けて徐々にショートカバーとみられる買いが強まり再び86円台に乗せこの日の高値86円22銭まで上昇するなど底固さが目立った。しかし、注目されたFOMCの声明文ではMBSの償還金を長めの米国債に再投資する事で現在の証券保有水準を維持すると発表。金利以外の追加緩和策を打ち出した事でドル円は85円17銭まで70銭余り下落したことになる。ただ、前回付けた安値85円02銭には届かなかったことで一先ず第2段の下落は避けられたとみる。今日はこの下落の窓埋めをする動きを予想する。

ドル円予想レンジ:85円90銭~85円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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