[米ドル円] 再び84円台でのもみ合い

83円台に突っ込んだ後にしては市場は冷静な動きに終始。菅首相が経済3団体を集めて懇談会を開き円高について話合われたが、介入に関しての話はされなかったと発表。寧ろ円高を助長するような報道もあったが市場は冷静に対応。日銀の白川総裁が今日から米国へ出張しバーナンキ議長との会談も含め為替に関して話合うのではという観測もあり、急速な円高への動きは収まった。欧州市場ではドイツのIFOが予想を上回りユーロが上昇するとクロス円も全般的に買いが強まった。ドル円もこの動きに連れて84円60銭近辺まで上昇。その後NY市場で発表された7月米新築販売件数が前日の中古販売と同様に予想を下回る落ち込みを見せるとNYダウは1万ドル割れで始まった。これを受けクロス円の下げとともにドル円も下落。一時84円割れ寸前の84円04銭まで売られたものの、追随する動きはなく跳ね返された。その後はNYダウが値ごろ感からの買い戻しが強まるとドル円やクロス円にショートカバーの動きが強まり上昇。この動きを見ると寧ろクロス円も含め買いたいところが多いようにも見える。介入と追加緩和などとは別に、意外にしっかりした動きも見られるだけに、目先底堅い動きになりそうだ。日足のボリンジャーバンドの中心線が86円付近にあり、その方向を目指すとみる。
米ドル円予想レンジ:85円20銭~84円30銭
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