[米ドル円] 貿易黒字大幅縮小

3月日本の貿易統計は1965億円と前年同月比で79%の大幅減となった。原油高等の影響で輸入額が大幅に上昇したことよりも大震災の影響が今後更に輸入拡大に拍車をかけるとみてよい。更に、輸出生産が大きく落ち込むとの観測から4月は赤字に転落するとの見方が高い。これを受け、円は全面安の展開となりドル円は82円前半から83円台に上昇した。しかし欧米市場ではユーロが大きく上昇した事でリスク志向の動きが強まるとドルは全面安の展開となりドル円は結局往って来い。
明日からのイースター休暇前に市場の流動性は低くなっている事からドル円のポジションはニュートラルに近いとみる。日足の一目の雲がこの近辺に広がっている事や、フィボナッチの38.2%戻しも82円20銭付近でサポートしている。暫く82円台でのもみ合いになるとみる。短期的には上値は重いものの、輸出によるドル売りは確実に減少する事から需給面でもいずれ近いうちにドル円は上昇に転じるとみる。
米ドル円予想レンジ:82円70銭~82円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |