[ユーロ米ドル] ギリシャ緊縮財政の採決に向け


週明けのアジア市場でユーロは先週の下落の勢いが残り上値の重い展開で始まった。しかし、欧州市場に入るとフランスの銀行がギリシャ債70%をロールオーバーする合意に向かっているとフランス大統領が明らかにした事。それをドイツ政府が賛同を示した事でユーロは上昇に転じた。また、本日から始まるギリシャ議会で緊縮財政策の採決の可能性が高いといった楽観的な見方が強まった事もユーロ買いを促した。しかし、こればかりは蓋を開けてみなければまだ分からず、上昇にも限りがありそうだ。また、ギリシャ問題ばかりではなく、イタリアやスペインなどの債務問題もありユーロ買いもそろそろ一服か。ただし、もし可決されればその時は一時的に上昇するとみる。
一目の雲の下限が1.4330付近、その上の上限が1.4350付近に、そしてフィボナッチの76.4%戻しが1.4360である事からこのレベルでは上値を抑えられるとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4360(フィボナッチ76.4%)~1.4220
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