[米ドル円] ドルショートカバーの後は

アジア市場のドル円は底堅く推移するものの前回の高値77円25銭手前には売りが並んだことで超えられずに引けた。欧州市場に入りドイツの格付け引き下げや空売り規制を導入するといった噂が先行するとユーロ売りが強まりドルは全般に買い戻しの動きも見られた。NY時間には本日の講演ではQE3には言及されず、前回のFOMCで発表された内容と同じ「異常な低金利維持」の話を繰り返すことにとどまるとの予想が広がった。ドル円はこれを受け77円ミドルにあった損切りを付けて77円69銭まで上昇。前日に発表された日本の格付け引き下げや緊急円高対策など殆ど反応しなかったが、もし講演での内容が予想されるものであればこれらのニュースは徐々に影響を及ぼすとみる。市場は昨年に行われた講演でQE2を示した事を少し過剰に意識し過ぎたことで、その反動は来週以降出てきそうだ。景気への不安感が強まれば再び円買いが強まるとみることもできるため、講演後は一旦ドル売りが強まると見るが今日は週末ということもあり下落幅は限られるだろう。
予想レンジ 米ドル円:78円00銭(50%)~76円40銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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