[米ドル円] 介入警戒感と投機の売り

前日に引き続きこの日もドル円は最安値を更新。75円71銭と前日の安値から4銭円高を更新した。数銭ずつのゆっくりとした円高スピードでは日銀の介入も入り難いだろう。26日のEU首脳会議が終了するまでは介入は様子見とみていた市場はこの日介入を期待していたが、結果的に実施されなかった事から再度ドル円を売り込んだとみられる。しかし、今日の日銀金融政策会議を控え安値を更新すると直ぐに買い戻しを入れる等慎重な動きとなっている。そのためドルショートのポジションは出来にくく、寧ろ介入期待で逆張りのドルロングも出来始めているようだ。そうなると介入を実施してもそれ程の上昇は期待できないかもしれない。これまでの介入実施した時の上昇幅は3円余りであったが、今回それ程上昇幅はないだろう。或いは、徹底した押し上げ介入を行えば別だが日本当局にそこまでの勇気はないだろう。戻しは売りでまわる。
予想レンジ 米ドル円:78円00銭(9月9日高値付近)~75円70銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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