[ユーロ米ドル] ギリシャの混乱とECB利下げで


この日は欧州内で混乱が続きユーロはアップダウンを繰り返した。
アジア市場は日本が祝日のため殆ど動意の乏しい状態が続いた。前日にFOMCのQE3の実施がなかった事でECBの利下げもないとの予想が強まるなかでECBは0.25%の利下げを断行した。この発表はサプライズとなりユーロは150ポイント近く下落した。トリシェ総裁の時にはある程度金利を動かす時には何らかのサインを出したものだが今度のドラギ新総裁は違った。今後も景気重視の政策を取るとみられ追加緩和の可能性もつぶやかれた。
その後、ユーロの混乱の元となっていたギリシャのEUによる支援に対しその是非を問う国民投票を見送るとのパパンドレウ首相の発言を受け下落したユーロは一気に下落前のレベルまで押し戻されるなどアップダウンの激しい動きとなった。しかし、投票を見送った事で首相の辞任に発展する可能性が高まり、それが今後の展開を不透明にさせた。
目先はユーロの上値はこれで重くなったとみてよいだろう。1.38ミドルはフィボナッチの38.2%戻しとなり結局このレベルが天井となっている。下値は日足の50%戻しにあたる1.37が目先の底とみる。
予想レンジ:ユーロ米ドル 1.3850~1.3700
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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