[米ドル円] レンジの下値を試す展開か

前日のECBバランスシート拡大懸念で下落傾向の強まったユーロ円の売りによる円高の動きがドル円の上値を押し下げてきている。昨日も朝方からドル円は上値の重い展開で始まった。その後欧州市場で実施されるイタリア国債入札を前に一旦は買い戻しの動きも見られたものの、ドル円の下落はNY市場に入っても続いた。これまでの狭いレンジ内での長期間にわたりもみ合いが続いた事で纏まったデジタルオプションが上下に置かれているとみられる。結局円高方向への思惑が多いことからドル売りにポジションを傾け始めていることから今日は下値を試す展開が続くとみてよい。今月12日に付けた安値77円50銭には損切りも含めた売り注文が並んでいることから、このレベルを超えると77円付近まで8日に付けた安値77円11銭が次のサポートになる。年末という事もあり、安値を付けた後は買い戻しが入りそうだ。
米ドル円予想レンジ:77円90銭~77円10銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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