[米ドル円]調整の動き終了
日銀政策会合では予想通り政策金利や資産買入れなどは据え置きを決定。市場の反応は全くなかった。その後の白川総裁もマイナス金利や3%インフレ目標、そして日銀改正法などに対し反論。記者会見前にはポジション調整などから円高に振れていたが会見が終わると円安に再び動き出した。内容は尤もな話であるものの市場は最終的に日銀が従わざるを得ないとの認識が強かったようだ。安倍自民党総裁は日銀法改正を公約に入れると述べたことも円安に拍車をかけた。バーナンキ議長は財政の崖に対し金融当局は万能ではないと発言。しかし、解決されれば非常に良い年になるとし期待を高めたことで市場の不安は後退。ドル円は結果的に上値を更新しボリンジャーのバンドウオークは継続。先週までの上昇速度の調整は終了したとみる。目先は82円の大台手前での利食い売りなどに押されるとみるが、底値は切り上がっている。
ドル円予想レンジ:82円00銭~81円40銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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