[米ドル円]G20を終え円安再開

麻生財務相がNY時間に「G20は日銀の緩和政策がデフレを終わらせるものであることを理解」と発言したことでドル円はこの日の高値である99円67銭を付け、ほぼ高値圏でNY市場は終了。G20声明でも「日本の最近の政策はデフレ脱却と国内需要支援を目的とするものである」とされた。日本の国内需要を高めることで輸入拡大への期待が各国にはあり、これで円安の動きは事実上容認されたことになる。一方、金融政策と同時に政府への期待は更に強まることになる。
ドル円は再度100円の大台を試すことになる。前回バリアオプションが100円手前で10億ドル近くあるとの噂が広がり、実際にかなりの売りが散見された。今回は既にその売りは大分解消されていることから上抜けはそれ程抵抗がないとみる。ただ、100円台では利益確定の売りが上値を抑えてきそうだ。
今週は日銀会合が開かれるが異次元緩和への期待は高く、更に何らかの策が打ち出されなければ一時的に円の買い戻しが強まる可能性が高い。
今週のドル円予想レンジ:101円00銭~98円50銭
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