[ユーロ米ドル]ECB利下げ期待先行

欧州が始まる日本時間の5時前後はユーロにとっては鬼門のようだ。
今週はドイツやフランスのPMI発表後に乱高下し、その次の日はドイツIfoで値をとばした。昨日は英国のGDPが予想を大きく上回ったことでポンドが急騰。その動きに攣られユーロもNY時間にかけて底堅い動きとなった。しかし、NY時間に発表された新規失業保険申請件数が改善された事でドルが上昇。また、米国シンクタンクやゴールドマンサックスがECBの利下げ観測を示したことでユーロは一気に売りが強まり100ポイント余り下落するなど、荒っぽい動きが続いている。結果的にこの2週間一目の雲の下限で上値を抑えられている。来週のECB理事会だけではなくFOMCや米失業率と重要なイベントが続く中でECBの利下げ期待が先行し過ぎている。基準線の位置する1.2970付近は強いサポートとなれば再度雲の上限となる1.30後半まで上昇が見込めそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.3100~1.2970
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