ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]ECBの利下げでリスクオン?

ECBは予想通り利下げをしたことでNY株式市場が上昇しリスクオンの動きからクロス円が全面的に上昇した。
ECBはこの日の理事会で政策金利を0.25%引き下げ0.5%とした。瞬間的にユーロ売りが出たもののすぐにユーロ円の買いが強まり上昇。ECBの利下げにより余剰資金が株式市場などへ流れ込みリスクオンに繋がるとの見方が高まったためとみられた。しかし、それにしてはユーロがここまで買われる程のものではなく、短期筋のユーロ買いの仕掛けが入った可能性が高く後講釈的な動きといえる。結果的に、その後ドラギ総裁が更なる利下げ余地を示したことで最終的にユーロは下落して引けた。市場参加者が少ないという事もあり思惑による短期的な乱高下するなど荒っぽい動きが今週に入り目立つ。
一方、欧米の株式市場や金や原油相場が上昇に転じたことを好感しリスクオンの動きが強まりクロス円は全般に強含みで推移。ドル円も97円に達することはできずに再び上昇に転じるなどオプション絡みの話などもありレンジ内の取引が続く。
今日は注目の米雇用統計が発表される。先日のADP雇用統計では予想を下回ったものの、昨日の新規失業保険申請件数は改善を見せた。非農業部門雇用者数は14.3万人増と予想されるがどちらかに予想が大きく外れる可能性が高い。FOMCでは雇用状況次第では資産購入ペースに変化を及ぼすとしており注目される。
いずれにしても、大きな相場転換に入る兆しはなく、この4年間でのゴールデンウイークの間に欧州債務問題などを発端とした円高が再開するリスクは大分後退したといえる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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