ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]円安の流れ再開

先週は日本の大型連休やメーデーで多くの市場が休場するなど市場参加者が少ない中で重要なイベントや経済指標発表で荒っぽい動きが目立った。
週明けからイタリア大連立の合意が信任されたことで市場に安心感が広がって始まったが、ユーロ圏の失業率が史上最悪を更新するなどECB理事会での利下げ期待が高まった。ECBは利下げに踏み切りマイナス預金金利の可能性まで示されたことでユーロは下落。結果的に週末にマイナス金利の話は否定され上昇。米国では経済指標が全般に景気回復への懸念を示すものであったことで量的緩和の継続期待が高まったがFOMC会合では特に目立った内容はみられなかった。ADP雇用統計が予想を下回ったことで週末の雇用統計への懸念から株や金原油などが下落。
結果的に非農業部門雇用者数は16.5万人と予想の14万人を上回り失業率も前月の7.6%から7.5%に低下したことでリスクオンの動きが一気に進み円も全面安の展開で終了。
リーマンショック後の大型連休の時期には欧州債務問題などを発端とした円高が毎年進んだ経緯から市場は神経質な展開となったが、その懸念も今年はその可能性は殆ど消えた。
これまでの円高が進む状況から日本が大きく転換したことを示すものであり、円安再開の始まりとみてよいのではないか。

今週は大型連休を終えた日本勢が返ってくる。休み前にはイベントリスクやアノマリーへの警戒感などから円絡みのポジションは大分解消されており円売りの動きが再開する可能性が高くなった。
特に米国雇用統計が4月だけではなく2月と3月も上方修正されたことでFRBの金融政策スタンスに変化が生じる可能性もあり、今後数か月の雇用指標次第では量的緩和の見直しも考えられる。
円もマネタリーベースが過去最大規模となり今年末の200兆円達成は確実とみられる。
また、欧州サイドでもECBが更なる利下げの可能性を示したものの、その後オーストリア中銀総裁がマイナス預金金利に関しては具体的な計画はないとあらためて否定。これは、市場に期待感を持たせ過ぎたことで火消しに回るなど、結果的にユーロの下落に歯止めをかけた。
勿論、米国の景気指標の減速や中国など新興国の景気懸念、イタリア政局の混乱など円高へ押し戻される懸念材料は燻るものの、それらは先週一週間でかなり払しょくされた観がある。
今週末はG7もあり円安が進むとけん制発言が出るとの見方もあるが、既にG20ではお墨付きをもたっているだけに影響は限定的とみる。慎重ながら今週は再度100円を試し上抜けする可能性が高まったとみる。
イベントリスクや米国雇用統計の結果を受け投資家のリスク志向は高まりクロス円も全般に底堅い動きが期待できそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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