ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]ドル全面高でリスク後退

東京市場が9時に始まった途端にドル円と日経が同時に上昇に転じた。どちらかと言えば日経平均株価の上昇が早かったようにみえたが、いずれにしても米系の銀行が纏まったドル買いに入ったと伝えられている。円を売るというのではなく最初はドル買い一辺倒だったが、その後はクロス円の買いもみられた。しかし、NY市場が始まると再びドルが全面高の展開に変わった。この日発表された米ケースシラー住宅価格が10.9%と予想を上回り10%台に乗せてきた。この時点では大きな動きは見られなかったもののその後発表された5月の消費者信頼感指数も予想の71を大きく上回る76.2と発表されるとドルは一斉に買いが強まり上昇。連休明けとなったNY株式市場もアジアやユーロ圏の株式市場が上昇したことを受け買い先行で始まった。米10年債利回りは2.16%台に上昇したものの株式市場は景気回復への期待を受け堅調な動きが続いた。これまでの流動性相場が終了するとの懸念はSell in May(五月に株を売れ)のアノマリーを連想させるものであったがこれで不安は消し飛んだ。寧ろ、5月売りの懸念は先週の急落した日経平均の方だった。
米国の長期金利が大きく上昇したことで、今日の日本の長期金利が上昇する可能性が高まる。日銀がオペで何とか抑えているものの1%台に乗せてくるようであれば円の買い戻しが強まる可能性が高まる。
まだまだ荒っぽい動きの余韻は残っており、一方向にポジションを傾けるのはリスクが高い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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