[全般]ドルや株式など全面安
日銀は1年間以内の固定金利オペ据え置きを全員一致で決定。また、黒田日銀総裁の記者会見でもこれといった債券市場の安定に向けた措置を打ち出さなかったことでドル円は大幅下落となった。株式市場も日経平均株価が200円近く下げたことで欧州やNY株価もその影響を受け軒並み全面安となった。一方、当の日本の債券市場は落ち着いた動きを見せていた。結局、為替市場では日銀がオペを延長したとしてもドル売りのタイミングをどこかで狙っていたとみられる。欧州からNY市場にかけ一時は落ち着きを取り戻したものの、NYダウの下落が加速し米長期金利が低下すると再びドル安が進んだ。
ECBの金融政策に関してはECBのアスムッセン理事が債券買入れは無制限である必要があるとの発言などからユーロが売られる場面もあったがドル安が進むと結果的に上昇。ドル円は再び95円台に突入しクロス円も全面的に円高が進むなど予想外な動きとなっている。
円も全面高となり市場は不安定な動きが今週も続いている。流動性が低下している中でヘッジファンドなどが仕掛けているような動きもみられ、一方向に動き出すと止まらない。
日米欧の金融政策の不透明さが投機筋にとっては市場を動かしやすい状況となっている。
来週のFOMCまでは不安定な相場が続くとみられる。値動きが大きい相場は絶好のチャンスではある。反対方向に行ったときには無理をせず流れに沿って動くことをお勧めする。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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