[ドル/円] 雇用統計発表待ち

ドル/円は突っ込み買い、注目されていたFOMC(公開市場委員会)では、大幅利下げ(0.50%)が決定され、緊急利下げ(0.75%)と合わせれば、利下げ幅は1.25%となった。FRB(連邦公開市場委員会)が、サブプライム問題に端を発した金融市場混乱に対して抱いている警戒感が極めて強いことが示された結果と言える。ただ、緊急利下げ(22日)を含めて、短期間に政策金利が大幅下落したことで、ECB(欧州中央銀行)要人筋だけでなく米政府筋にも不安感が浮上している。FOMC声明文では、今回に利下げに関し、より適正水準に近づいたとの内容が読み取れるが、金融保障専門保険会社(モノライン)問題もあり、FRBは緩和姿勢を維持する可能性が高い。ただ、目先的には経済指標を注視、インフレ動向にも気を配る慎重な姿勢に回帰する見通しだ。先ず、米国時間(2月1日)に発表される1月雇用統計が注目されるが、非農業部門就業者数は6.3-6.5万人増加、失業率は5.0%と横這いが予想されており、市場予想を大幅に下回れば、ドル売り圧迫が増大する可能性が極めて高い。レンジは105円00銭から110円00銭どころか。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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