[ユーロ米ドル]欧州経済指標とECB会合に注目

ギリシャへの次期支援が承認された事やポルトガルの政局混乱が一旦は収まり始めたことなどからユーロは堅調な地合いが続いた。また、WSJ紙によるドル安の動きが更にユーロを押し上げ1.33ドル手前まで上昇。
7月10日のバーナンキ議長のハト派発言からユーロは2週間余りで500ポイント以上ユーロを押し上げた格好だ。
今週はFOMC会合で長期間にわたり緩和政策が継続されるといった見方が更に強まるような声明が出されるとの観測が高まる。一方、ECB政策会合が開かれるが、その中で米国以上に緩和的な内容が示されるようであればユーロの売り戻しが強まることになる。
また、今週は消費者物価指数や失業率、PMIやPPI、そしてドイツのPMIなど重要指標の発表を控える。ポジションはややユーロロングに傾いているとみられ下落リスクも燻る。
ボリンジャーバンドの上限に沿ってバンドウォークが始まる兆しが見える。一目の雲の上限を底に6月に付けた高値1.34ドルに向けた動きが予想される。ただ、マイナス金利への言及などが出るか、或いはFOMCで何も変化がなければドル高が進み一目の雲の下限付近までの下落も想定しておきたい。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3400~1.3100
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