[全般]新たなリスクも浮上
量的緩和縮小が先送りとなったものの市場はいずれ実施するとの見方に変化はない。先週末にはブラード・セントルイス連銀総裁が次回10月のFOMCで小規模の量的緩和縮小を行う可能性があると発言。先週のバーナンキ議長は予定外の記者会見の選択肢もあり得ると発言していることから十分来月に実施の可能性が高い。市場は実施を織り込む格好で調整を繰り返しながらリスク選好の動きが今週も継続するとみる。
一方、新たなリスクも浮上。これまでは、FOMCに市場の注目が集まっていたが、今週末22日にはドイツの総選挙が実施される。実施後は再びギリシャへの追加支援問題が浮上するなど欧州債務問題が再燃する懸念が燻る。また、米債務上限問題も月内に法案を可決しなければ再びデフォルト懸念が拡大しドル売りに繋がる。
ただ、これらの問題は最終的に解決されるとの見方が市場には強く、リスクではあるが中長期的なリスク選好の動きに変化はないとみる。
今年最大のイベントでもあったFOMCでは肩透かしを食ったものの、既に市場は緩和縮小のリスクを織り込み始めており、市場は安定に向かっている。
日本も消費税引き上げを前提とした動きが始まり、オリンピックが第4の矢として新成長戦略が動き出すなど、アベクロ相場が再び広がる可能性が高まる。
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