ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]悪材料に神経質な反応

昨日発表された米国経済指標が冴えない結果となり市場では量的緩和縮小の時期が年内でも難しいという意見も聞かれるなど、不安定要素が多くリスクオフの動きが強まった。
前日にはダドリー・NY連銀総裁が緩和縮小に否定的な発言をしたことで連休明け東京市場も慎重な出足となり円の買い戻しの動きがみられた。
NY市場が始まり住宅価格指数が1.0%と予想の0.8%をやや上回ったものの、ケースシラーが0.62%と予想の0.8%を下回ったことで株価が下落するとドルも下落。
その後発表されたリッチモンド連銀製造業景気指数が前月から横ばいと予想の+12を大きく下回った。また、消費者信頼感指数も79.7と予想の80.0を若干下回ったことで市場では急速に緩和縮小への期待が後退。長期金利は2.65%台に低下しNYダウも66ドル安で引けてきた。
この数字だけでは緩和縮小を取りやめる程のものではないものの、市場では疑心暗鬼から米国の悪い材料に特に反応しやすくなっている。
為替市場ではクロス円の売りが目立つなど円の買い戻しが目立った。
緩和縮小時期への期待が後退すれば本来株価上昇に繫がるものだが、今回の下落は金融政策というよりも景気動向に直接反応している。
しかし、市場のセンチメントは変わりやすいものの、財政問題も含め不安定な要素が警戒感を高めている。
今日は米国耐久財や新築住宅販売件数が発表されるが、依然として悪材料に反応しやすく注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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