[全般]FOMC声明に注目
一方、米国量的緩和縮小実施時期が当面難しいという見方から米国市場では株価は堅調に推移するなど市場は方向感の掴み難い状況が続いた。
今週はその米国量的緩和の行方を占う上で重要なFOMC会合が開かれる。量的緩和縮小時期が来年3月以降に遅延するかどうかのヒントが示される可能性がある。一部では追加緩和実施の余地が示されるとの見方もあり、そうなればドル売りが更に強まることになる。
今回のFOMCではオン後のFRBの政策スタンスを見極める重要なイベントになりそうだ。
また、11月8日に発表される米雇用統計では今回の政府機関閉鎖の影響などから雇用者数が12万人削減されるとの試算もあり、市場がそれらを織り込む形でドル安のリスクが重なる。
依然として米国債務上限問題によるデフォルト懸念など米国危機が燻ぶる中でドルを買っていくには難しい状況が続く。
一方、今週は日銀の政策会合も開かれる。FRBは最終的に緩和縮小に向かうものだが、日銀は質的量的緩和継続から、来年の消費税引き上げに伴い更なる追加緩和の余地を残す。
市場は先行きの流れをみるよりも目先の動きに影響されやすいことから今週もドル安のリスクは燻る。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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