ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]円全面高は調整の域か

週明けのアジア市場では円が全面高となった。
先週末の米雇用統計で雇用者数が予想を大きく下回ったことで市場は量的緩和縮小規模拡大への思惑が一気に後退。長期債利回りが低下するとの見方からドル売りへの懸念が強まっていた。しかし、昨日の動きをみるとドルの動きは殆ど見られず円がほぼすべての通貨に対し買いが強まるなど円中心の相場展開となった。
昨年末にかけて日米金融政策の違いが指摘され今年2014年度は円安が進むという見方が市場に浸透した結果ポジションが偏り過ぎた反動とみられる。
この動きが調整的な動きであれば短期的なもので再び円売りが始まることになる。そうではなく、円安ドル高というシナリオに変化が表れ始めたのだろうか。後者の見方は市場では今のところ殆どみられない。しかし、不安感が広がり始めれば一時的に更に円高が進む可能性も残る。
12月の雇用者数が極端に減少したのは寒波の影響が入ったという見方があり、11月の数字が上方修正されたことをみても雇用改善の動きに変化はないとみられる。ただ、寒波の影響は1月の数字にも表れることから、それを見越した動きも今回の円買い戻しを促したのだろう。全般的にみると米国景気回復傾向は継続するとみられることから、今回の動きは一時的なものとみてよいだろう。ただ、先週のショックはまだ癒されていないこともあり不安定な動きは今日も続きやすい。
NY株式市場が大幅安となったことから週明け東京市場ではリスクオフの動きが先行し円買いが先行して始まる可能性は高い。しかし、中長期で見た円安傾向への動きから、急速に進んだ円高への反動からも上下に振られやすい神経質な展開が続くとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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