ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]日銀政策会合への期待と失望

昨日はNY市場がプレジレンツデーで休場となり特に目立った材料はなかったものの、全般に円安が進んでいる。
週明けの東京市場では早朝に10-12月期GDP速報値が発表され円高がすすんだ。速報値は年率+1.0%と4四半期連続上昇となったものの、市場の予想+2.8%を大きく下回った。これを受け日経平均株価が下落して始まり円も全面高で始まった。しかし、成長率が鈍化したことで寧ろ日銀の追加緩和への期待が高まり、午後に入ると株価やドル円は根を戻した。
欧州市場に入ると先週まで下落したドルの買い戻しの動きが強まりドル全面高でスタート。ドル円の上昇に伴いクロス円でも買いが強まった。また、ユーロもイタリア新政権への期待から買いが強まるとユーロポンドの買い戻しも入りポンドは下落するなどクロス取引中心となった。
結果的に、ポジション調整的な動きが中心となり、依然として方向感の乏しい動きが続いている。
今日は日銀政策会合が開かれ、黒田総裁の記者会見に市場の注目は集まっている。最近の日銀関係者の発言で追加緩和期待の後退やGDPの落ち込みなど、米株価の上昇と比較して日本は低迷していることから市場の期待は高まる。
特に、先週のイエレン新FRB議長の証言で米国市場に安心感をもたらしたこともあり、今回は日銀への過度な期待が広がっている。
しかし、今のところ緊急に追加緩和を実施する状況でもなく、週末のG20を控え黒田総裁はこれまでの政策を維持するとみられる。口先だけではなく追加緩和への具体的なものが出れば別だが、それは難しそうだ。
ただ、今回の相場展開はドル安を中心とした相場展開であり、円高に振れるのは一時的なものとみる。
寧ろ、今日のNY時間に発表される2月のNY連銀製造業景気指数で悪天候の影響が残るのか注目したい。



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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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