[ユーロ米ドル]欧州経済指標とドラギ総裁発言に注目


混乱が広がったウクライナ情勢が一先ず落ち着きを取り戻したものの、分裂の危機の燻りからユーロの上値は重い。先週発表されたドイツやユーロ圏の経済指標も予想を下回るなど、再びECBによる追加緩和期待が高まる。
今週はユーロ圏消費者物価指数の1月改定値と2月の指標が発表される。ECBのインフレ目標とする2%を大きく下回るようであれば来月の会合で追加緩和の可能性が高まる。また、今週木曜日のドラギ総裁の講演でも追加緩和が示される可能性もありユーロの下落リスクは燻る。
週足の一目では基準線が1.38ドル付近に位置し強いサポートとなる。また、日足でも1.3620付近には基準線が位置しフィボナッチの50%戻しとなり、今週の底値とみている。
上値は昨年10月から何度も跳ね返された1.35前半は今週も抑えられそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.3830~1.3620(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |