ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-04

[全般]ドルからユーロやポンドへ

先週は悪天候による米国景気指標の悪化による懸念などからドル売りが強まる場面もみられたが、影響は一時的なものとの見方から不安感は後退。
中国PMIが2か月連続で50を下回ったものの新興国通貨は寧ろ回復の兆しが見え始めた。欧州市場でもウクライナの混乱やドイツやユーロ圏PMIが予想を下回ったもののユーロは寧ろ上昇するなど堅調な地合いを示した。
また、日本では日銀が資金供給枠を2倍に拡大し1年間延長するなど予想外の政策を打ち出したことからドル円は一時下落から上昇に転じた。しかし、貿易赤字が過去最大となるなど円安要因となる材料にもかかわらずドル円は積極的な買いがみられず結果的に狭いレンジ相場が続く。

悪天候による米国の景気減速がテーパリング継続に影響するかと思われたが、その一時的なものとして、長期金利は上昇に転じドル買いも見られた。しかし、不安感が払しょくされたわけではなくNY株価も不安定な動きが目立つ。
また、ドル円も日銀の追加緩和期待の後退から円の買い戻しが強まったものの、円高リスクが燻ぶる中で方向感は乏しく、今週も下落リスクを抱えながらもレンジ内での動きが継続すると予想される。

今週はドルや円の方向感が掴めないなかで、日中も活発な動きがみられるユーロやポンドに市場の注目は集まりそうだ。
今週はドイツのIfo景況指数やGDP,そしてユーロ圏CPIなどECB政策にかかわる重要な指標発表を控える。また、ドラギ総裁の議会証言ではインフレ目標を下回る中で追加緩和に言及すればユーロは下落に転じる可能性が高い。
景気回復による金融緩和からの転換が予想以上に早まるとの見方が強まる英国に対し、デフレ脱却を目指すECBとの政策の違いからユーロポンドの売りが継続。
今週は英国10-12月期GDPや金曜にはカーニーBOE総裁の講演もあり、強い景気見通しが示されればポンドの上昇に拍車がかかりそうだ。



※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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