[全般]日中の乱高下は新たな相場の始まりに
週明け東京市場では中国や日本の株価が下落したことでリスク回避からの円買いの動きが先行。週末行われたG20では5年で2%以上の成長率底上げを共通目標にするなど、世界規模で成長が続くとの方針を示すものとなった。新興国問題も話し合われたものの、為替市場では殆ど反応はみられなかった。
比較的日中の乱高下が少ないアジア市場に対し欧州市場に入ると一転して激しい動きが始まった。最初はポンドでいきなり売りが強まった直後に、ユーロがドイツのIfo発表前に上昇。ポンドは安値を確認後再び上昇。その後発表されたドイツIfoは市場予想を上回ったことでユーロが上昇するとポンドも上昇。その後はNY市場に向けてユーロもポンドもずるずると下落が続いた。
NY時間に入るとウクライナに対しEUが支援協議に入ったことが伝わるとリスクオンの動きが強まりユーロやポンド、豪ドルなど対円で纏まった買いが入りNYダウも上昇。
NY市場でもユーロやポンドを中心とした投機的な動きを中心とした激しい動きが目立った。それでも結果的にレンジ内でのもみ合いとなっており、方向感は依然として掴めない。
特にこれといった材料はないものの、これまで軟調な地合いが南アフリカランドや豪ドルといった通貨に買いが入るなど相場の変化がみられる。
この様な乱高下が始まる時というのは次の相場の始まりになることが多く、そろそろ準備をしておきたい。しかし、それまでは日中の値動きは依然として激しいものだけに、スキャルピングで稼ぐチャンスでもある。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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