ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]リスクがピークに達した後

緊迫したウクライナ危機を迎えるのか。今週は欧米のロシアに対する制裁次第でピークを迎える可能性が高まる中で注目のFOMCが開催される。
一旦は危機が後退したかと思われたウクライナ情勢が再び過熱する中で、先週はリスク回避の動きから円が全面高となった。16日のクリミア住民投票が実施されロシアに編入することになれば欧米による更なる経済制裁が実施される。もし、回避されるようであれば一気に円売りの動きが加速することになるが、今のところその可能性は極めて低い。
17日の制裁内容次第で危機感はピークに達することになり、ドル円クロス円ともにもう一段の円高が進む可能性は高い。ただし、市場は一旦ピークを迎えた後は好材料に反応しやすくなる。
先週発表された2月の米国小売売上高は予想を上回るもので前週の雇用統計の結果も含め米国景気改善の動きが明確になってきた。新規失業保険申請件数も3か月ぶりの低水準となるなど雇用の改善も見られた。今週開催されるFOMCではウクライナ情勢による影響を懸念する声も聞かれるが、それで金融政策が左右されることはないだろう。
失業率目標の撤廃などフォワードガイダンスの変更が行われるとみられるが、市場へのインパクトは低い。粛々とテーパリングは継続することになれば寧ろリスクオンにより円高から円安へと変化するきっかけになる可能性もある。
ウクライナだけではなく中国金融不安も重なり市場のリスク懸念は継続されるものの、その度合いにはサイクルがある。
最終的に米国経済がこれらの危機に対する防波堤の役を担うことからNY株式市場の動きが今週も注目される。
週初にリスクがピークを迎えた後の反動の動きは絶好のチャンスでもあり逃さないようにしたい。





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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