[全般]米債券と株価動向、そしてドルと円
そんな最中、FOMCが開かれハト派と見られていたイエレン議長が来年春にもゼロ金利会場の可能性を示唆。これを受け市場は長期記載利回りが上昇しドルが全面高となった。
一方、NY株価は金利序章への懸念から下落したことで円高リスクが高まった。
このところ発表された2月の米国経済指標は悪天候の影響は余り受けず景気の回復を示すものが多く、利上げのタイミングが早まるとの見方を後押しした。
今週は特に注目の米経済指標はないものの、景気回復期待が高まる内容が示されるようであれば株式と債券市場の動向に注目が集まる。
利上げ期待は株価を抑えるとともに長期金利の上昇を促す。市場が金利に反応するようであればドル高となるが、株価は下落し円高を助長する。反対に、景気への懸念が強まるようであれば株価はむしろ上昇し利回りは低下。ドル安と円安が同時進行する。結果的にドルと円は同じ方向に向かうことで狭い範囲での値動きが予想される
ただ、最悪の状況として景気減速懸念が株価を押し下げると同時に低リスクの債権が買われ金利が低下するとドル安円高が強まりかねない。
また、一旦収まりかけたウクライナ情勢も更なる制裁に対しロシアと欧米との軋轢が高まれば、リスクオフの動きからやはり世界の株価下落し米債も買われ円高ドル安を引き起こす。
今週は中国や英国、そしてユーロ圏の経済指標にも注目したい。
最近のポンド円やユーロ円、そして豪ドル円の日中の値動きが上下に何度か大きく振れることが多くみられる。
デイトレーダーにとっては絶好の狩場でもあり、今週も期待できそうだ。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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