[全般]米経済指標に反応鈍く
前日のNY株式市場が低調に終わったことで日経平均株価下落とともにドル円も上値の重い展開で始まった。ドル円は前日の安値を下回り101円73銭まで下落。しかし、午後に入ると一転して株価が上昇。ドル円クロス円ともに買いが強まるなど株価に連動する動きが目立った。
欧州市場に入ると値動きが活発となった。
英国小売売上高が予想を上回るとポンドで纏まった買いが入り上昇。また、NY市場では豪ドルでも単体で纏まった買いが入るなど、一定の通貨に対する狙い撃ちがみられた。また、ユーロカナダやユーロ豪ドル、ユーロポンドといったユーロクロスの売りも目立つ。前日のユーロ高けん制発言で利下げ観測が高まったためと思われる。
NY時間に発表されたGDP確定値は+2.6%と改定値の+2.4%を上回ったものの予想の2.7%には届かず市場の反応は低かった。また、同時に発表された新規失業保険申請件数は前週から1万人ほど減少するなど雇用改善の兆しを示すものとなり瞬間ドル円は上昇したもののすぐに押し戻された。最近の米国経済指標に対し市場の反応は鈍くなっている。
FOMCがフォワードガイダンスで失業率や物価指数だけではなく幅広い指標で判断することになり、市場もどう反応してよいか迷いがみられる。
NY株価も結果的に低調な地合いとなり今日の東京市場でもドルは上値の重い展開で始まりそうだ。
ただ、2月の悪天候が懸念された米国経済指標は予想以上に好調な地合いを示すもので、いずれ株価は反応するものと見てよいだろう。今は、ゼロ金利解除の早期実施や不透明なウクライナ情勢が燻る中で、様子見段階と見てよいだろう。
来週から新年度入りとなり経済指標に対し反応が強まるようであれば円売りが再び強まるとみる。
今日から為替のスポットバリューデートは4月入りとなり、投資家は新たなポジションを持ちやすくなるため、一足先に動き出す可能性もあり注目したい。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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