ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]円高リスク継続

昨日は日銀政策会合やBOE会合議事録、そしてFOMC議事録の公開など各国金融政策の動向を確認するうえで重要なイベントにより、結果的に市場に変化が現れ始めている。
アジア時間に行われた日銀会合では政策維持ということで市場の反応は見られず注目は黒田総裁記者会見に移った。しかし、元々市場では追加緩和に対する期待はなかったものの、黒田総裁が追加緩和に触れなかったことを理由にドル円は下落。
また、欧州市場が始まるとポンドが上昇に転じた。BOE議事録や小売売上発表を前に仕掛け的な対ドルや対ユーロでポンド買いが入るなど、投機筋の動きが目立った。
全般に欧州株式市場は上昇に転じたことで市場には楽観的なムードが漂い始めた。
これを受け、NY市場では前日大きく下落したNYダウやナスダックが一転して堅調な地合いで始まると円売りの動きが強まりドル円は一気に買い戻しが入った。
注目のFOMC議事録は特にサプライズはなかったものの出口戦略の検討開始を考えるべきとの意見で一致していたことが明らかとなった。これを受け米長期金利は上昇に転じドル高の動きが強まった。
結果的にみると、日銀はこれまで通り景気動向を注視しながら今のところ追加緩和実施に向けた動きがみられない。BOEは利上げ観測が依然として根強いものの、期待があまり高すぎないようにけん制する動きもみられた。
米国は異例な緩和政策からの出口戦略を検討し始めたということは、テーパリング終了後には利上げが本格的に話し合われるということであらためて市場は意識し始めた。
ところが、株価の上昇と債券利回りの上昇は依然市場のコンセンサスが一致していないということだ。
ドル円も含め不安定な市場の動きは暫く継続することになりそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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