ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]方向感定まらず短期取引中心

昨日発表された米国1-3月期GDPは予想されたマイナス0.5%を下回るマイナス1.0%と3年ぶりのマイナス成長となった。発表直後はドル売りで反応したものの、同時に発表された新規失業保険申請件数は予想を下回り4週平均が07年8月以来の低水準になったことでドルは一気に買い戻され上昇。しかし、その後発表された4月の住宅販売保留が0.4%と予想の0.1%を上回ったことで10年債利回りが一時2.40%まで低下。再びドル売りが強まった。
その後はNY株式市場の上昇に伴い円安の動きが強まるとクロス円を中心に買戻しの動きが強まった。
GDPのマイナスは殆ど市場では織り込まれており、次期4-6月期は3%以上に改善されるとの見方が強い。新規失業保険申請件数や住宅販売保留の数字を見ると米国景気回復が着実に進んでいることを示すものだ。しかし、長期金利は依然として低い水準にありFRBの緩和政策継続への見方は依然として強いことを示している。
長期ではゼロ金利解除による金利上昇を見込んでいるものの、目先の金利低下傾向は今後も継続するとみられる。
金利の動向をみるとドル売りが強まることになるが実際にはユーロやポンド等を見るとドルの上昇が続くなど、方向感の定まらない相場展開が続く。
結局、短期取引を中心に豪ドルやNZドル、南アランドといった通貨に投機的な資金が入りやすくなっている。
5月はセルインメイのジンクスやウクライナ情勢の緊迫などから株価下落リスクの燻りが相場全体を委縮させていた。しかし、漠然とした不安感も徐々に解消される中で来週は注目の米国雇用統計やECB理事会が開かれる。
米国長期金利の低下は予想外の動きではあるが、結果として最も安全な米国債が買われるということは市場に不安感が広がったことも要因と考えられる。
来月からは5月の動きの反動から米金利上昇に転じるようであれば相場の流れが見えてくる。それまでは日中は短期取引を中心とした動きに合わせ、ポジションは次の日に持ち越さない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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