[米ドル円]保ち合い継続

先週は週初に102円台を何度か乗せに行ったものの、結果的に押し戻された。前週に一時101円を割り込んだものの跳ね返された時と同じような状況となり、こう着状態が更に高まった。
既に4か月余り101円から104円の保ち合い相場が続いており、動きがとれずに諦め観も強まる。もし、レンジを抜けたとしてもポジション的にはそれ程の偏りがなくなったことから、一方向に大きく進むこともなさそうだ。ただ、チャートを見ると200日移動平均線が101円35銭付近まで上昇してきたことで、下に抜けやすくなってきた。年初からの下降トレンドラインと200日移動平均線をみると三角保ち合いが形成されている。ただ、101円35銭を下抜けしたとしても前回付けた安値100円81銭、その下には今年最安値となる100円74銭と強いサポートが並んでいることから底値の堅さも意識される。
もし、101円を明確に下抜けできなければ、反対に上値トライが始まりそうだ。
米雇用統計であらためて米国景気回復期待が高まるようであれば103円を試す展開もある。ユーロやポンドに対するドル高の動きに対しドル円の出遅れ感が指摘される。
いずれにしてもレンジを大きく割り込むのはまだ先になりそうだ。
今週のドル円予想レンジ:102円30銭~99円90銭(61.8%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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