[ポンド米ドル/ポンド円]ユーロの動きに攣られる


BOEは予想通り政策金利と資産買い取り規模の現状維持を決定した。発表前から投機的なポンド買いが入り、その後は下落するなど相変わらず投機的な動きが入りやすい。
ECBで追加緩和を発表したことでユーロが下落するとポンドも追随。その後ユーロが買い戻されるとポンドも攣られて買いが優勢となるなど、ユーロの動きに合わせた格好だ。ただ、ユーロ上昇時にはユーロポンドの買い戻しが強まったことで、最終的にポンドの上昇は限定的となっている。
BOEとECB会合ではBOEのニュートラルに対し、ECBが更なる追加緩和の含みを残したことでユーロポンドの上値は重く、再び下落に入るとみてよい。
今日の雇用統計発表で再び流れが戻るきっかけとなるか注目。反対に、ここからポンド円が上昇するというのはドル円が103円台に乗せるような時だ。172円ミドルは過去何度ももみ合いがあり、跳ね返されたレベルでもある。
今のところドル円の上値は重いことからポンド円は戻し売りを狙っていきたい。
ポンド円予想レンジ:172円30銭~171円30銭(38.2%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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