[ユーロ円]買い戻しも一時的


前日にパラボリックが売りから買いのサインに変わったところで買いが更に進むとみられた。昨日の米GDPが予想を大きく下回りユーロは対ドルで一気に上昇。ユーロ円は前日の高値となる138円90銭近くまで上昇。しかし、ドル円の下落とともに売りが強まり、再び139円台乗せに失敗した。短期的にみると138円ミドルを下回るとダブルトップを形成することになる。今日から始まるEU首脳会議では次期欧州委員長人事の採決を巡り英国とドイツの意見対立に注目が集まる。混乱が強まればユーロにとってはネガティブ材料となり売り圧力が強まることになる。対ドルでも昨日は長い上髭を伸ばしたことで天井観が強まる。ウクライナ状況も停戦は遅れているものの緊張緩和の動きがみられ、欧州からロシアなどへの資金の還流もみられるなどユーロの上値は依然として重い。
今日の15時半に発表されるフランス企業景況感指数は94と前月と横ばいが予想されるが、予想を下回るようであればユーロ売りのきっかけになりかねず、注目される。
ユーロ円予想レンジ:138円90銭~138円30銭(50%)
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