[ユーロ米ドル]ポルトガルショックからの巻き戻しに注目

週初は米長期金利の低下によるドル売りが強まりユーロは底堅い動きで始まった。しかし、その後ポルトガルの大手銀行BESの信用不安からユーロ売りが強まり押し戻されてしまった。売り材料の出尽くし感があっただけに慌ててユーロを投げたという観がある。
しかし、ポルトガル当局はBESの信用不安はなく親会社であるESFG独自の問題としたことで欧州金融不安への拡大はないとした。不安感が徐々に後退するようであればユーロの買い戻しが強まるとみている。
本日月曜の26時からドラギ総裁の議会証言が始まり、ポルトガルに対する不安が否定されるようであれば買いのタイミングになる。
木曜日にはユーロ圏6月消費者物価改定値の発表も注目される。
米緩和政策の継続期待から米長期金利は低く抑えられており、今週はユーロ買い戻しの動きに期待が高まる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3700(38.2%、BB上限)~1.3570
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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