[豪ドル円]RBA議事録公開で下落前の水準を試す
先週後半に発表された豪州雇用統計では予想を上回る好結果となり発表後上昇した豪ドルだが、その後ポルトガルの信用不安により急落。その後はリスク回避の動きが後退したことで豪ドルの買い戻しがじりじりと入り始めている。
今日はRBA会合の議事録要旨が公開され、市場の注目が集まる。
7月1日の会合では住宅価格の上昇ペースが大幅に上昇していることや、年末には力強い成長を示すといった内容となった。同時に、豪ドル高に対する強いけん制内容も見られず豪ドルは上昇に転じたことで今回もその内容を踏襲するものと思われる。
ただ、市場は豪ドルが高値圏にいることから警戒感が強く、上げたところでは上値を抑えるとみる。
リスクオンの動きが強まる中で、目先は先週のポルトガルリスクによる下落の前のレベルとなる95円後半を試す展開が予想される。
豪ドル円予想レンジ:95円70銭(BB)~95円00銭(BB下限)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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