[豪ドル円]地政学的リスクで底値切り下げも

先週公開されたRBA議事録では特に豪ドル高に対する強い懸念が示されなかったことで上昇。しかし、その後RBA副総裁が豪ドルは過大評価されていると発言したことで売り戻された。中国の経済指標は概ね予想通りで大きな動きは見られなかった。ただ、短期的に投機的な動きが入りやすく荒っぽい値動きが目立つ。
今週は4-6月期CPIや中国7月PMI速報値が発表される。ただし、注目度はウクライナ情勢の動向に集まりそうだ。マレーシア航空機撃墜のニュースで94円ミドルまで下落したものの、その後は買い戻しが入り往って来い。日足でみると天井が少しずつ切り下げており、全般に買い持ちのポジション調整がみられることから、上値では戻し売りが並ぶとみる。
地政学的リスクが高まる中で豪ドル円は買いにくいことから、短期的下値リスクには注意が必要だ。
今週の豪ドル円予想レンジ:96円00銭(7月10日高値)~93円90銭(76.4%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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