[ユーロ米ドル]下落基調継続

安値で寄り引き同時線が現れたことでユーロドルの下落が終了するかと思われたが、結果的に前日の安値を下回るなど、下落基調が止まらない。
先週は今年2月に付けた最安値となる1.3478を下回り1.3422まで下落。ほぼ安値圏で引けていることから売りの勢いはまだ残る。
ユーロは対ドルだけではなく対ランドや豪ドルといった通貨に対しても下げが続いていることから、戻り売りも根強く上値は限定的とみる。先週はドイツやユーロ圏の経済指標は概ね良好な結果を示している。ポルトガル格付けが引き上げられるなどユーロ圏各国の国債利回りが低下していることや、ウクライナ情勢の悪化による対ロ追加制裁がユーロ圏経済への重石になるとの懸念もユーロ売りを促した。
今週は米国FOMCや雇用統計の発表を控えており、米国ゼロ金利解除時期が早まるとの見方が強まるようであればドル高が更にユーロを押し下げる可能性が高まる。
一方、ユーロ圏消費者物価が予想を上回るようであれば、一時的にユーロショートのポジションの巻き戻しの動きが強まりかねない。ユーロクロスの複雑な動きが絡み合うことから、想定外の動きには注意したい。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3550(7月21日高値)~1.3300(13年11月7日安値)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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