[米ドル円]102円上抜けできるか正念場


マレーシア旅客機撃墜でさえ101円を割り込めずに折り返してきたドル円だけに、今週は上値トライが期待できる週になりそうだ。
先週のドル円は米国新規失業保険申請件数が8年5か月ぶりの低水準に改善されたことでドル買いが進んだ。
日足の下降トレンドラインを上抜けたことや、ユーロドルの下落がドル全般を押しあげており、今週のドル円は102円台乗せを試す展開が予想される。
日足チャートでみると102円には200日移動平均線、一目の雲の上限と下限、途転のサインとなるパラボリックSARが位置する。また、週足チャートでも一目の雲の上限と転換線があるだけに強いレジスタンスとして意識される。ただ、海外勢の夏休みによる参加者の減少から、勢いがつけば意外と簡単に抜けていきそうだ。
8月は円高になりやすいというアノマリーも今年は反対の動きになるかもしれない。
注目は金曜発表の米雇用統計だが、その前のADP雇用や新規失業保険申請件数にも敏感に反応してくるとみる。これで、上値を超えられないようであればドル円のこう着状態は更にひと月続くことになりそうだ。
今週はドル円にとって正念場になりそうだ。
今週のドル円予想レンジ:102円80銭(4月4日高値)~101円60銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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