ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]FOMCよりも米GDPが相場牽引

昨日は米GDP,ADP雇用統計、そしてFOMCと重要な指標発表とイベントが行われ、為替市場では久しぶりにドル円の動きが活発化した。
NY市場が始まり最初に発表された7月ADP雇用統計は21.8万人と予想の23万人を下回った。しかし、そのすぐ後にはGDP発表が控えていたことで市場への影響は限られた。
前期に悪天候の影響で大きく落ち込んだ後だけに、注目が集まった4-6月期GDPは4.0%と予想の3.0%を大きく上回った。また、前期も-2.9%から-2.1%へと上方修正されたことでドル全面高となった。FRBのゼロ金利解除時期が予想以上に早まるとの期待が長期金利を押しあげる一方で株価を押し下げた。今回は個人消費が大きく貢献した結果となったが、今回の数値は1990年からのデータすべてを見直しており、慎重な見方もあった。しかし、2013年成長率を1.9%から2.2%に上方修正されていることから、それ程これまでとのギャップはなさそうだ。FOMCがこの後控えているものの、市場は既にゼロ金利解除への思惑が進んだ。
注目のFOMC声明では雇用に関しては依然としてハト派的な内容となったが、インフレ見通しは若干タカ派的なものとなった。発表直後はドル買いが強まったもののすぐに元のレベルまで戻された。FOMC声明はこれまでと内容的にはそれ程大きな違いはなく、今回はイエレン議長記者会見もないことから市場への影響は限られた。結果的にGDPの影響がこの日の市場を大きくけん引するものとなった。
ダウは下がったもののナスダックは上昇するなど株価はまちまちの動きとなった。また、長期金利が2.56%まで上昇するなど株と債券市場は緩和政策の早期終了を意識したものとなった。
株価がまちまちな動きを示したことは、それだけ金利相場から業績相場へと移行する過程を示しているものと考えられる。
着々とFRBの金融政策が進んでいることを市場は意識し始めていることから、明日の雇用統計でも好材料に反応しやすくなったといえる。
相場はまだ動き始めたばかりでもあり、8月は熱い相場展開が期待できそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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