[全般]ドル高・円安・ユーロ安調整の動きと地政学的リスク
イエレン議長は具体的な利上げ時期などには言及しないものの、他のメンバーの中ではタカ派的な意見が増えている。先週末はウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が失業率は依然として高過ぎで、非常に緩和的政策が必要といったややハト派的な意見が聞かれた。しかし、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁やロックハート・アトランタ連銀総裁、そしてブラード・セントルイス連銀総裁などが利上げに対して前向きな発言を繰り返すなど、全般にタカ派的な意見が増えている。利上げに対し市場のコンセンサスを得るべく地ならしが始まったといえそうだ。
ドル高や円安、そしてユーロ安が先週は速い速度で進んだことから、週初もその勢いが続くとみる。ただ、今週は米国新築住宅販売やケースシラーといった住宅関連指標やGDP改定値等重要指標の発表を控える。利上げ観測が高まる中で好調な指標に対してはドル高が更に進む可能性も高まる。ただし、レーバーズデーによる連休を控え週末は予想以上に早く進んだドル高や円安、そしてユーロ安の修正的な動きが入りやすくなる。また、26日にはロシアとウクライナ首脳会談が行われ、再び地政学的リスクが高まるようであれば一気に調整の動きが強まりかねない。
ただし、修正も一時的なもので大きな流れは継続するとみる。
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