[米ドル/円] 対高金利通貨でドル売り

ドル/円は下値見極め、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長・上院証言を受け、FRB金融政策が緩和姿勢を維持するとの見方が拡大、対高金利通貨でのドル売りに拍車が掛かっている。現時点では目先筋が中心だが、市場予想大幅利下げ(0.75%)確率が、ジリジリと上昇すれば、「ドル売り/高金利通貨買い」増加に繋がる見通しだ。既に、0.50%利下げは織込み済みだが、FRBが景気後退回避をインフレ抑制より優先するとの見方が増加しているだけに、前日(28日)時点で30%程度に上昇している大幅利下げ予想確率が上昇する可能性は極めて高い。ドル/円も「ドル売り/高金利通貨買い」の流れに連れて下落しているが、「リスク回避」と「リスク選好」が交錯する不安定な地合だけに材料次第で上下振れ易く、対応が難しい局面と言える。中期的にドル/円は持ち直す見通しであり、慎重に対応するなら下値見極めから買い場探し、目先重視なら逆張り方針だ。注目される経済指標は、米・1月PCI(個人消費支出)価格指数(予想中央値・前月比/+0.2%)、シカゴ購買部協会指数(予想中央値・49.6)だが、FRBサイドに立てば、シカゴ購買部指数がより注目される指標と言える。レンジは104円50銭から109円00銭どころか。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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