[豪ドル米ドル]再び口先介入で安値更新


東京が休場となった前日から豪ドルの売り圧力が強まり始めていた。先週の18日にスティーブンスRBA総裁が「為替市場は豪ドルの下落リスクを過小評価している」と発言してから豪ドルの買いに慎重な見方が増えていた。一方、ドラギ総裁が追加緩和に動き出すとの見方からユーロ豪ドル売りが強まり一時豪ドルは上昇に転じた。しかし、昨日はRBAのロウ副総裁が「豪ドルの更なる調整がやがてくると予想する」と再び発言。口先介入が相次ぐ中で、ユーロ豪ドルの買い戻しが入り豪ドルは対ドルで今年最安値となる0.8511まで下落。対円でもロングの投げが入り100円前半まで売り込まれた。
口先介入自体の影響は限定的ではあるものの、感謝祭を控えポジション調整の動きを誘ったものと思われる。GPIFの運用資産額が130兆8849億円と過去最高となるなど、今後も豪ドルを含めた運用が拡大すると予想される。底値を確認したところで長期の買いを入れていきたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8620(50%)~0.8520
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