ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]薄商いの中で乱高下も

先週はFOMC会合で緩和政策を「相当な期間継続する」との文言維持で株価が上昇に転じた。同時に金融政策の正常化に向けて「辛抱強く待つ」との文言も加えられたことで債券市場では利上げ期待から利回りが上昇。目先は緩和継続、その後利上げに向かうとのそれぞれの市場で受け止め方は異なるものの、市場の混乱は一先ず収まり強気の相場が戻ってきた。
今週はクリスマスを挟んで多くの海外勢は休みモードに入ることから市場は薄商いの中でまったく動きがないか、或いはヘッジファンド勢を中心に投機的な動きによる乱高下のどちらかとなりそうだ。
ただ、基本的に米国景気回復基調は続いていることから基本的な強気相場は変わらず、ドル高の流れに戻るのは時間の問題とみる。
今週は米国7-9月期GDP確定値が発表され前回から上方修正される見通しだ。また、住宅関連指標や個人消費支出といった重要指標も好調な結果が示されると予想され、株価にとっては下支えされるものとなりそうだ。ただ、24日にはEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計が、そして新規失業保険申請件数が発表される。この日は25日クリスマス休みを控え半日で終了するなど薄商いのなかで激しい動きも予想される。
また、25日の東京時間には日銀会合後に黒田総裁の記者会見が開かれる。原油価格の下落による物価への影響に対し突っ込んだ話が出れば円売りの動きが強まる。反対に、期待が高まり過ぎれば円の買い戻しにつながる。
しかし、先週で株式やドル円の修正的な下落は一先ず一巡。今週はリスク選好による円安の動きが再び強まり、ドル円だけではなくクロス円などの高値を試す展開が予想される。
ただ、先週はロングやショート双方に怪我人が続出し、相場自体が傷ついていることから依然荒っぽい動きになりやすく、損切は早めに入れておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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