ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-05

[全般]ギリシャ選挙とFOMC、そして米GDPに注目

先週は注目のECB会合で国債を中心とした量的緩和実施を決定したことでユーロ安が進むと同時に市場の資金の流れにも変化が現れた。
今週は週明け早々にギリシャ選挙の結果が伝わることや、ユーロ圏財務相会合も開かれる等、ユーロの動きを中心とした相場展開で始まる。また、今週は米国FOMC会合や米GDPの発表もあり米金融政策への影響にも注目が集まり値動きの激しい相場が継続するだろう。
先週末のNY市場ではユーロが下げ足を速め一時1.11前半まで売り込まれた。同時にユーロ円も130円後半まで下落したことで他のクロス円も全般に値を下げるなど円全面高となった。ECBが量的緩和を実施したことでベルギーやスイス、そしてカナダといった国々の金利が低下したことで利回りの高い米長期債に資金が集まり金利が低下。ドル円の上値は抑えられた。世界的な利下げ競争が始まる中で日銀は金融政策の現状維持を決定。既に大規模量的緩和政策を打ち出しているものの、流れとしては相対的にみて日銀は見劣りする。
株式市場も含め市場は徐々に安定に向かうとみるが、金融政策の温度差の違いから円安の流れには戻りにくいとみる。
また、今週はFOMC会合にも注目が集まる。原油安が止まらない事に加え、他国の緩和政策が進む中でゼロ金利解除時期が後ずさりするか注目される。そうなればドル安と同時に株を押し上げることになる。更にその次の日には米GDP速報値が発表される。好調な米経済が示されるようであれば利上げ時期の前倒し期待が高まることになるなど、今週もボラティリティーの高い相場展開が予想される。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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