ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]ドル安から一転、往って来い

FOMCではハト派色が強まったことで終了後ドルは全面安となったが、それも一日でほぼ全戻しの状態となった。
東京市場ではドルの急落に対しじりじりと巻き戻しが入りドル円も120円後半まで上昇。株価上昇により全面高となったクロス円も日経平均株価の下落に伴い円の買い戻しの動きが強まった。欧州市場に入るとユーロを中心に対ドル対円でこの動きは強まるなど、米国早期利上げ観測の後退も一時的なものとなった。
NY市場に入ってもドル買いの動きは継続。前日の引け間際に低下した米長期金利も上昇に転じたことでドル買いを促した。反対に、NYダウはマイナス117ドルと前日の上昇の反動が強まりリスクオフからの円買いが目立った。
丸一日でドルは大幅な下落と上昇となったが、FOMCでのドル高への懸念は市場に何らかの影響が残るものだ。昨日発表された10-12月期米経常収支は予想以上の赤字額拡大となった。また、同時に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数も5.0と予想の7.0を下回るなど、ドル高の影響が米経済の足枷となり始めている。これは前日のイエレン議長の発言と重なることから、今後ドル高によるマイナスの影響が取りざたされる懸念が燻る。
一旦はドルの巻き戻しが入ったものの、当面はドルの上値も限定的とみる。
目先はドルの方向感が掴みにくく、もみ合いが続くと思われるが、FRBの利上げは時期の問題はともかく、実施されることはコンセンサスを得た。
今後の米経済指標を一つ一つ見極めながら最終的に緩やかなドル高基調に戻るとみられ、安値は拾っておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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