ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]FRB幹部の発言相次ぐ中でドル安強まる

FRBの利上げ後の動きを、各連銀総裁の発言内容から見極めようとする中で、ドル安と円安の動きが強まっている。
この日はフィッシャーFRB副議長が講演で「年末までに利上げが正当化される状況になるだろう」と発言。しかし、原油安や地政学的リスクなどの状況により金利を引き下げる可能性もあることを示唆したことでドルが売られる場面もあった。
一方、クリーブランド連銀のメスター総裁は6月の利上げの可能性を示し、現在の米経済の弱さは一時的だとする楽観的な見通しを示すなど、全般に利上げ実施に関しては前向きな発言が多くみられた。
ドル高に関しては、ブラード・セントルイス連銀総裁が「ドルは適正水準からかけ離れていない」とし、フィッシャー副議長も「ドルの上昇は相対的な米経済の強さを反映している」と発言するなど、特に懸念は示されなかった。
しかし、米長期金利の低下は止まらず、利上げ幅は限定されるとの見方からドルの上値は依然として重い。
昨日のNY株式市場は金利低下にも拘わらず三指数ともに下落したものの、円安は進んだ。株式市場では高値警戒感からの売りが目立ったものの、底堅さに変化はないとの見方は根強い。
市場はFRBの利上げ後の動きを探ろうとする向きがあり、連銀総裁の発言には特に神経質になっている。それだけ、これまでのドル高に対する修正の動きが入るのではといった懸念が燻っていることを示すものとみてよいだろう。
市場はドルの好材料よりも悪材料に反応しやすい状況でもあり、今日の米CPIや新築住宅販売件数が予想を下回った時にはドル売りが強まる可能性が高い。
ただ、メスター・クリーブランド総裁の発言のように、米経済の悪化は一時的との見方は市場のコンセンサスでもある。
修正局面が終了すれば最終的にドル高の流れに戻るとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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