ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-04

[全般]ギリシャ不安と米経済指標

先週は米国FOMC会合や日銀政策会合、そしてギリシャ債務問題を話し合うユーロ圏財務相会合など重要なイベントが行われ、ドルは全般に上値の重い展開となった。
先週のFOMC会合では期待された利上げ時期が明示されなかったことや、利上げ後も緩和政策が継続されるとの見方が広がりドルは軟調。年内利上げの可能性は更に高まったものの、その時期を巡り今後も神経質な展開が予想される。

一方、日銀会合では黒田総裁が先日の円安けん制発言に対し否定的な発言をしたものの、円売りには限りがあった。125円台の高値を市場は当面の天井とした意識を払しょくできずに下値探りの動きが続いている。

期待とともに開かれたユーロ圏財務相会合でも債権者側とギリシャとの合意に至らず、デフォルト懸念が更に高まる状況となったもののユーロは堅調に推移。ドイツを中心としたユーロ圏全般の物価上昇や景気回復などがユーロの買いを促している。

また、英国ポンドもここにきて大幅に上昇。
先週発表された英国住宅価格や平均賃金などが予想を大きく上回り、雇用改善も示されたことで利上げ期待の高まりからポンドは上昇。更に、カーニーBOE総裁や他の委員などが早期利上げの可能性を示唆したこともポンド上昇に拍車をかけた。

<今週はギリシャ動向と米経済指標に注目>
イエレン議長は今後の経済指標は年内利上げを正当化する公算が大きいと発言したことから、今週も米経済指標次第で荒い値動きが予想される。
特に中古・新築住宅販売といった住宅関連指標は前月から増加すると見込まれる。一方、5月のPCEデフレーターは前月から横ばいと予想されるものの、予想を上回るとの見方もありドル買いのきっかけとなりそうだ。
ギリシャ問題も今週は山場を迎える。
また、6月末にIMFに対する債務返済期限が迫る中で、22日に緊急ユーロ圏首脳会議が開かれ、週内には何らかの決着がつくとみられ、その前後ではギリシャデフォルト懸念がピークに達する可能性がある。
いずれにしても、ギリシャ問題による市場リスクの高まりは株価下落にもつながり、安全通貨の円に買いが集まる可能性が高い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:つぶやき - ジャンル:株式・投資・マネー

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