[ユーロ米ドル]三角保ち合い下放れ

ギリシャが改革に前向きな姿勢を示したことから、支援協議が急速に進展を見せたものの、寧ろユーロ売りが加速している。
25-26日のユーロ圏財務相・首脳会議でギリシャへの資金支援が合意されるとの見方が広がった。しかし、最終合意に向け、寧ろ何が起こるかわからないという懸念からユーロポジションを手仕舞う動きが強まった。
ユーロはこれまでギリシャ問題が燻ぶる中でも買いが進むなど、ギリシャ問題拡大がユーロ売りに繋がらなかった経緯がある。一部でギリシャのユーロ離脱はユーロにとって寧ろプラス材料と受け止めるところも聞かれる。
いずれにしても、ギリシャ問題は一先ず後退し、次はドル中心の相場展開に変わり始めるとみる。
日足のボリンジャーバンドの中心線が位置する1.1165でユーロは辛うじて下げ止まった。
パターン的には1.14ミドルでダブルトップを形成しつつあり、ネックラインの1.0820を下抜けするとユーロ売りが再開する可能性もあり注目される。
ただ、明日明後日のユーロ圏財務相・首脳会議で支援が合意されるようであれば一旦は素直に買いが入ることになるだろう。
一先ず、この会議中は何が起こるか分からないという事から上値は限定的とみてよい。
今日の米GDP指標発表次第で、61.8%戻しの1.1050付近のサポートを試す展開とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1280~1.1050(61.8%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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