[米ドル円]リスクオンと米利上げ期待

東京市場では日経平均株価の上昇によりリスク選好の円安が進行。また、ユーロがギリシャ支援で最終支援合意に至るか山場を迎えることから調整の売りが強まった。ユーロが売られたことでドルは全般に強含み、ドル円は123円前半から後半に上昇した。
NY時間に発表された米経済指標が前日同様に底堅い景気動向を示したものの、利食い売りで下押しされる場面も見られた。しかし、その直後にパウエルFRB理事が9月の利上げの可能性を示唆したことでドル円は一気に124円台に乗せ、この日の高値となる124円17銭まで上昇した。株価もギリシャ不安の後退からリスク選好の動きが強まったこともドル円の下支えとなった。パウエルFRB理事が9月利上げの可能性を示唆したこともドル円の買いを誘った。その後124円台前半から利食い売りが先行し、123円60銭付近まで押し戻されたが再度押し上げられるなど底堅さが目立つ。
結果的にドル円は122円ミドルから124円ミドルのレンジ内での動きとなったが、そろそろ上限を上抜けする可能性が高まる。
一目の雲のねじれが今日明日にも生じることや、基準線と転換線もそろそろクロスすることから変化日は近いことを示している。
ドル円予想レンジ:124円60銭(38.2%)~123円50銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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