ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]ギリシャ疲れでポジション調整

ギリシャに対する支援合意には至らず、流石に一喜一憂するのに疲れが見え始め、各市場は全般にポジション調整の動きがみられた。
一時合意に至るかと思われたギリシャ支援協議も暗礁に乗り上げた格好で、明日のユーロ圏首脳会議までずれ込むことになりそうだ。
明日の協議で支援合意に至ったとしても、今後もギリシャデフォルト懸念は付きまとう事を、市場もある程度織り込んでいる。それでも、万が一今回返済が滞るような場合は、リスクオフの動きから、米国債やドイツ国債、そして円といった安全資産に買いが入りやすくなる。6月末の返済が来るまでは何が起こるか分からないことから、一方向にポジションは傾けにくい。上昇が続いているNY株式市場でも昨日は三指数ともに下落するなど、ポジション調整の売りが目立った。
昨日のNY時間に発表された1-3月期米GDP確定値は予想通り-0.2%となり、改定値からは上方修正されたものの、結果的にマイナス成長となった。昨日上昇した米長期金利も下落に転じるとドルは全般に上値の重い展開となった。

今日はNY時間に米5月のPCEコア・デフレーターが発表され、0.1%と前月から横ばいになると予想される。
昨日発表された1-3月期米GDP確定値では横這いとなったが、個人消費が+2.1%と前回の1.8%から改善。デフレーターはFRBの2%物価目標にはほど遠いものの、予想通りであれば利上げ期待は継続するだろう。
ここにきて、米長期金利の動向にドルは連動する傾向がある一方で、円も日米株式市場の動向に敏感に反応している。
この動きは市場が正常な状態に戻り始めているもので、米利上げに向けた動きが近く始まる前兆と捉えてよいかもしれない。
ギリシャ問題で疲れ気味の市場だが、そろそろ次の展開に備え始めておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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